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社会安全とプライバシー

Japanese Journal of Social Safety and Privacy (JpnJSSP, Jpn. J. Soc. Saf. Priv.) 

A Japanese Open-access Peer-reviewed Journal

ISSN 2432-8391

  


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Vol.3, No.2

目次

 

論文

 

市民参加型地域見守りシステムに適したネットワーク対応ドアホン型防犯カメラの開発 

田北啓洋,吉田 海象,吉浦紀晃,太田直哉,藤井雄作

社会安全とプライバシー, Vol.3, No.2, pp.1-7, 2019.

要旨:町内会や学区などの自治会単位での市民参加型地域見守りに適したe自警ネットドアホン(プライバシに配慮した運用が可能なネットワーク対応ドアホン型防犯カメラ)を開発した.e自警ネットドアホンは,画像の暗号化による画像を不正に取得した者による閲覧を防ぐ機能と閲覧行動の完全な記録によるシステム運用者の悪用を防ぐ機能の2つのプライバシ保護のための機能を有している.小型ボード型コンピューターRaspberry Piをベースに,USBカメラ・USBメモリ・タッチパネルディスプレイを組み合わせて試作機を作製した.試作機を用いてe自警ネットドアホンのコンセプトが確認され,アンケート調査によりe自警ネットドアホンが市民参加型地域見守りシステムに適した防犯カメラシステムであることが示された.

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高齢者介護施設における夜間徘徊者の検出

中沢信明

社会安全とプライバシー, Vol.3, No.2, pp.8-12, 2019.

要旨:本研究では,高齢者介護施設において夜間徘徊者の発見,通報,声掛け,足止めを総合的に実行し,施設職員の支援・負担軽減を目的とした見守りロボットの開発を行った.ロボットに搭載された赤外線カメラにより施設廊下を監視し,HOG特徴量ならびにフレーム間差分法による動体検知を併用することで,徘徊者の検出を行った.その後,施設職員への無線連絡を行うと同時に,徘徊者に近づき,職員の声による呼びかけで,職員が来るまでの時間稼ぎが可能なシステムを構築した.

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